ケアマネージャー受験資格

ケアマネージャー試験(介護支援専門員実務研修受講試験といいます)の受験資格は、保健・医療・福祉の国家資格を持っている人か、 それらの分野で5年以上、900日の実務経験がある人になります。

■保健・医療・ 福祉の国家資格を持っている

以下の資格を持っている人が該当します。

医師、歯科医師、薬剤師、助産師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、歯科衛生士、視能訓練士、義肢装具士、 言語聴覚士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、精神保健福祉士、栄養士、介護福祉士、社会福祉士、 保健師


■実務経験5年以上、 900日の従事日数

保健・医療・福祉の業務に5年以上、900日の従事日数が求められます。
これには、厳しい制限があり、例えば薬剤師などは、調剤薬局の現場で5年以上、900日の従事日数があれば、受験資格がありますが、 企業の研究室などで5年間の経験があったとしても、受験資格はありません。


■その他の資格者

保健・医療・福祉の国家資格がなくても、以下の条件を満たす人は受験資格が与えられます。

イ.別に定められる相談援助業務に従事している人で、業務に従事した期間が通算5年以上、従事日数が900日以上の人。

ロ.また、社会福祉主事任用資格、あるいはホームヘルパー養成研修2級を修了下人、過去に相談援助業務に1年以上従事した人で、 介護等の業務に従事している期間が5年以上、従事日数が900日以上の人。

ハ.またはこれらすべてに当てはまらず、介護等の業務に従事した期間が通算10年以上、従事日数が1800日以上の人。


上記の人は、どの施設にどのくらいの期間と日数、勤務していたかを細かく問われます。
また、気をつけなければいけないのが、肉親を10年間介護してきても、受験資格はありません。
あくまで、「業務」として、保健・医療・福祉の仕事に携わったかが問われます。

受験資格は、各都道府県によって、微妙に違う場合もあります。
実際に受験する時は、各都道府県の問い合わせ窓口に聞いて確認してください。