ケアマネージャー実務研修の内容について

ケアマネージャー試験に合格した後に実施される、実務研修は前期と後期に分かれます。

■前期の研修内容
前期は、 主に講義による研修です。
ケアマネージャーの基本姿勢や、役割、責任についての講義があり、次に具体的な要介護認定基準や、訪問調査方法についての講義があります。

その後、課題分析、居宅サービス計画の作成についての講義、最後に実施に即した課題分析や居宅サービス計画作成の実習があります。

■後期の研修内容
後期は、実習が行われます。
まず、ケアマネージャーの中心的業務であるケアプラン作成に必要なアセスメント評価表の利用法の説明があります。

その方式に則った調査票を使い、実際にケアプラン作成の実習を行います。
この作業はグループ方式で行われ、ケアプランを作成する時の問題点や課題分析を実習します。
最終日に意見交換がなされ、修了となります。

実務研修が修了したものには、修了証書が与えられます。
これで、ケアマネージャーとしての資格を有することになります。