課題分析(アセスメント)
居宅サービス計画を作成するにあたり、ケアマネージャーは要介護者等が解決しなければならない課題を把握しておくことが大切です。これが、
「課題分析(アセスメント)」と呼ばれるものです。
課題分析には、厚生労働大臣が定めた標準項目があるので、紹介します。
■基本情報に関する項目
1.
基本情報
2.生活状況
3.利用者の被保険者情報
4.現在利用しているサービスの状況
5.障害老人の日常生活自立度
6.痴呆性(認知症)老人の日常生活自立度
7.主訴
8.認定情報
9.課題分析理由
■課題分析に関する項目
10.健康状況
11.ADL(日常生活動作)
12.IADL
13.認知
14.コミュニケーション能力
15.社会との関わり
16.排尿・排便
17.褥瘡・皮膚の問題
18.口腔衛生
19.食事摂取
20.問題行動
21.介護力
22.居住環境
23.特別な状況
■課題分析票
課題分析は、厚生労働省が標準項目として挙げた、上記22項目を基本として行いますが、その時に使われるのが課題分析票です。
課題分析票は、定型化された質問項目一覧によるものと、自由形式によるものがあります。通常は、その2つを併せて使用します。