介護保険とは

介護保険とは、40歳以上の方全員が被保険者(保険加入者)となり保険料を負担し、介護が必要と認定されたとき、費用の一部(原則10%) を支払って介護サービスを利用する制度のことをいいます。

介護保険のスタートは、2000年(平成12年)4月からです。制度の運営主体(保険者)は、各市町村・特別区となっています。
加入する人は、
■第1号被保険者(65歳以上の方)
■第2号被保険者(40歳以上65歳未満の方)

となります。

介護サービスが受けられる人は、以下の通りです。
■第1号被保険者(65歳以上の方)
・寝たきりや痴呆などで常に介護を必要とする状態(要介護の状態)の人であるとの市町村の認定を受けた方です。
・常時の介護までは必要ないが、家事や身じたくなど、日常生活に支援が必要な状態(要支援状態)の人であるとの市町村の認定を受けた方です。

■第2号被保険者(40歳以上65歳未満の方)
・初老期認知症、脳血管疾患など老化が原因とされる15種類の病気(特定疾病)により、 要介護状態や要支援状態になった人であるとの市町村の認定を受けた方です。


15種類の病気(特定疾病)は、以下の通りです。
●筋萎縮性側索硬化症
●後縦靱帯骨化症
●骨折を伴う骨粗しょう症
●シャイ・ドレーガー症候群
●初老期における痴呆
●脊髄小脳変性症
●脊柱管狭窄症
●早老症
●糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症
●両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症
●パーキンソン病
●閉塞性動脈硬化症
●慢性関節リウマチ
●慢性閉塞性肺疾患
●脳血管疾患