脳卒中

■どんな病気?
老人の寝たきりの原因として、最も多いのが脳卒中です。
脳卒中は、死亡数の約16%を占めるほどの病気で、再発率が非常に高く、再発を繰り返すたびに症状が悪化します。
後遺症として、失語症、失禁、認知症、手足の運動障害や知覚障害などがあります。

■高齢者の脳卒中
脳卒中高齢者の血圧は、下げすぎると活発さがなくなり、上げすぎると脳卒中の問題が起きるので、注意が必要です。

動脈硬化性血栓性脳梗塞は、高齢者に最も多い障害で、脳出血のほとんどが高血圧症に併せて発症するケースが多いのも、一つの特徴です。 睡眠中に起こることもあります。

高齢者では、脳血管障害においても典型的症状を欠くことがあり、診断が遅れる傾向にあります。出血性梗塞も、その一つです。