ケアマネージャーの基本倫理【中立性】

ケアマネージャーの持つべき中立性には、2つの観点があります。
1つは、要介護者をめぐる関係者の間での中立性。
ケアマネージャーは、要介護者を擁護する立場にありながらも、家族や親族が安定した生活が実現できるように配慮する必要があります。

もう1つは、サービス提供機関との関係における中立性です。
自分の属する介護支援機関や、居宅サービス事業者のサービスを利用できるように取り計らったり、要介護者に働きかけることは、信頼性の低下にもつながり、好ましくありません。

サービス計画は、あくまで中立を守って作成すべきなのです。